澄んだ夜空に天の川が輝く写真、神秘的でとても素敵ですよね。
「七夕」で知られているように、天の川は夏に一番濃く見える部分が見えます。
一見、靄(もや)のようにも見える大小の星の集まりで、よく晴れた夜空に目視で見えるのですが、写真に収めるとより神秘的な感じがします。
この天の川、とても簡単に一眼レフカメラで撮影することができます。
用意するもの
①一眼レフカメラ
②広角寄りのズームレンズ
③三脚
④レリーズ
⑤懐中電灯、ヘッドライトなどの灯り
⑥日の出・日の入り、月の出・月の入りがわかる暦(こよみ)
⑦星に位置がわかるアプリ(個人的にオススメは、Star Walk2 というスマホのアプリ)
※③三脚 は、値段の安いものよりある程度高価なものがお勧めです。安いものは安定感があまり良くないので、お手持ちのカメラやレンズの大きさにもよりますが、できれば２万円以上のしっかりしたものを選びましょう。
Velbon 三脚 ULTRA 455 5段 ウルトラロック 脚径24mm 小型 3Way雲台 DIN規格クイックシュー対応 アルミ脚 412584
 | SLIK カーボン三脚 ライトカーボン E53 3段 ナットロック式 19mmパイプ径 自由雲台 クイックシュー式 106969 価格:42,027円 |
 | SLIK 三脚 スプリント S110 4段 3ウェイ雲台 レバーロック式 ブラック 107096 価格:44,892円 |
撮影場所・天候・時間などの条件
①撮影場所：できるだけ街灯などが無い、星がよく見える場所を選ぶ。
※初めのうちは自宅のベランダや近所の開けた場所などで練習をすると良いです。
②天候：できるだけ雲一つない晴天がオススメです。
③時間帯：日の入りから数時間後の暗くなった時間帯。
新月の日または撮りたい方角に月が出ない時間帯。
④海で撮影したい場合は、潮の干満がわかる潮位表も事前に確認。
※撮影に没頭して気付いたら島に取り残されるようなことの無いようにしましょう。
手順１ 天の川を撮る準備
①必ず事前に天の川の位置をチェックし、撮りたい方向に向けて三脚を立てる。
※ぐらつかないようにしっかり安定させる。
②三脚にカメラを設置する。
③レリーズをカメラに接続する。
④カメラの「手ぶれ補正」は必ずOFFにする。
※レンズに手振れ補正の切り替えスイッチが付いている機種、カメラ本体でメニューからON／OFFする機種があります。事前に調べて下さい。
手順２ 天の川を撮る設定
①レンズの設定はMF、カメラの設定もマニュアル(M) にする。
ライブビューで画角、構図を決め、被写体にピントを合わせる。
②メニューから「長秒時露光のノイズ低減」をONにする。
③F値は開放、ISO感度は3200～6400 (状況によってはそれ以上) で調整しながら撮影します。SSは10～20秒の間で調整しましょう。SSが長いと星が流れる(軌跡になる) ので、何回か撮影しながら調整していきます。
上達のコツ
いきなり遠出をして撮影するより、とりあえず身近な場所で何度か練習してみましょう。ISO感度を変えることで写る星の量が変わってきますので、理想の写真にするためにはどれくらい星を写せば良いか、設定を変えて何度も撮影してみて下さいね。
環境によって明るさも違ってくるので、コツコツ地道に慣れていくのが一番の近道です。
とりあえず撮ってみよう！が最初の一歩です。撮影しながら覚えていきましょう。
明るいレンズとかフルサイズのカメラが欲しいけど、いきなり高価なのを買うには勇気がいるな…というときは、カメラやレンズのレンタルサービスで色々試してみるのも良さそうですね。
レンタルはこちらのバナーから。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
コメント